電気自動車の新しい形。として大々的にデビューしたノートe-POWER。
新しいシステムだけに、様々な心配な点も寄せられています。
今回は、高速走行時の心配な点について調査してみましょう。
出典日産
高速走行時、心配な点
ノートe-POWERの高速走行時の心配な点として、
・最高速度は何キロ出るのか
・高速走行時、うるさくないのか
という点がよく挙げられます。
まず、最高速度は何キロ出るのか?という点について。
ノートe-POWERは、リーフと同じモーターを搭載しています。
このモーター、最大トルクは0回転から発揮でき、それなりに良い加速を魅せてくれるのですが、最高出力は99psと、1.3リッター並でしかありません。
難しい話は省きますが、最大トルクは加速力に関係し、最高出力は最高速度に関係するため、リーフでも最高速度は、145km/hと、あまり高くありません。
更に、ノートe-POWERの場合、電力の供給が追いつくのかという心配もあります。
電力の供給が追いつかなくなったらドン亀になるんじゃないか?という心配がまずひとつ。
次に、高速走行時、うるさくないのか?ということについて。
ノートe-POWERは70km/h以上で走行時、発電のためエンジン回転数が5500rpm程度まで上がる。ということです。
今時の軽自動車でも、100km/h走行時のエンジン回転数は2000~3000rpmです。
エンジンが5500回転も回るなんて、高速道路ではとんでもなくうるさいんじゃないか?
今回は、この2点について調査してみました。
最高速度は何キロ出るのか
ノートe-POWERの最高速度は、150km/h程度出るようです。
そして、150km/h前後であれば速度を維持するのも可能とのこと。
法定速度+αくらいの領域で充電が追いつかない。とかそういった心配はなさそうです。
高速走行時、うるさくないのか
ノートe-POWERは、70km/hを超えると最高5500回転までエンジンの回転が上がる。といわれていますが、70km/h以上で走っている時は常時5500回転で回っているわけではなく、回転数が上がるのは加速中や上り坂の時だけです。
車は、スピードを維持するのにはさほどエネルギーを必要としないので、高速道路でも一定速度で巡航していれば、比較的静かな部類に入ります。
ただし、130km/hを超えるスピードを常に維持しようとすると、エンジンの回転数が常に高くなり、騒音が気になるかもしれません。
基本的に、日本国内で普通に運転する分には、ライバル車よりも静かな方です。
ノートe-POWERは高速道路も心配ナシ!
以上、ノートe-POWERの高速走行時の心配な点を調査してみましたが、いずれも問題ナシ。という結論に至りました。
当然といえば、当然ですよね。問題が合ったらそんなくるまを市販するはずがありませんから…。
百聞は一見にしかず。ということで、一度実際に試乗してみることをお勧めします。