E53型 エルグランド モデルチェンジ 2017年末にも。自動運転とハイブリッドが目玉

日産、エルグランドが2017年末にもフルモデルチェンジされるようです。

タケシ
エルグランドといえば、日産の最上級ミニバンだね。
N氏
新型エルグランドは、アルファード・ヴェルファイアに負けない商品力を身につけるようだ。紹介していこう。

日産、エルグランド

エルグランドは、日産のLサイズミニバンです。

初代エルグランドは1997年に発売され、高級ミニバンの先駆けとして大人気となりました。

初代エルグランド、2代目エルグランドはSUV系のプラットフォームを流用し、FRでしたが、現行エルグランドからプラットフォームを一新。後席の居住性、乗り心地が改善されました。

そんなエルグランドですが、2002年、トヨタはエルグランド対策としてアルファードを投入。徐々にエルグランドを追い上げていき、現在は兄弟車、ヴェルファイアと合わせてエルグランドを大きく引き離しています。

出典:日産

新型エルグランド発売時期

日産、エルグランドのモデルチェンジは、2017年末にも実施されると予想されています。

現行型が2010年に発売なので、7年ぶりのフルモデルチェンジになるでしょう。

エルグランド、軌道修正へ

現行エルグランドは、走行安定性を高めるため、先代よりも全高を低くするという選択が取られました。

確かに重心の低下には寄与したのですが、全高が低くなったことで室内高も低くなってしまい、結果として室内空間が狭くなる。外観の迫力がなくなる。というデメリットも出てきてしまいました。

日産としても、現行エルグランドは失敗だったという認識はあるはずです。

新型、E53型エルグランドでは、もう後はない。といった危機感をもって、大きく軌道修正されるでしょう。

新型エルグランドの予想サイズ

次期エルグランドのスタイルは、現行から軌道修正し、全高が高くなると予想されています。

全高は、アルファード、ヴェルファイアと同程度の1,900mm程度になるでしょう。

新型エルグランドの予想サイズは、

全長4,975mm×全幅1,850mm×全高1,900mmと、全長、全幅はほぼ同等で全高のみ高くなるでしょう。

それにともなって室内空間も、室内高が1,420mm程度と、アルファード・ヴェルファイアを上回る高さを確保してくるでしょう。

タケシ
クラス最大級の室内空間になりそうだね!

Vモーションを採用か

新型エルグランドのフロントマスクには、Vモーションが採用されると言われています。

Vモーションは、もともとSUVに合うデザインだったのですが、最近、横長のVモーションを採用することでミニバンにも合うデザインが確立されたように思えます。

新型セレナ
出典:日産

新型エルグランドはフラッグシップミニバンなので、Vモーションを取り入れつつ、更にメッキパーツを追加するなど、高級感溢れるエクステリアになるでしょう。

自動運転機能搭載

新型エルグランドには、新型セレナに搭載された「プロパイロット」がエルグランドにも搭載されるでしょう。

「プロパイロット」とは、高速道路での渋滞走行、巡航走行でドライバーに代わって、アクセル、ブレーキステアリングを自動で制御する機能です。ロングドライブでのドライバーの負担が大幅に軽減されます。

自動運転には、
レベル1・・・加速、操舵、制動のいずれかの操作を自動で行う
レベル2・・・加速、操舵、制動のうち複数の操作を自動で行う
レベル3・・・加速、操舵、制動の全てを自動で行い、システムが要請した時のみドライバーが対応する
レベル4・・・加速、操舵、制動の全てをシステムが行い、ドライバーは全く関与しない

といったレベルに分けられており、新型セレナに搭載されたプロパイロットは、レベル2に相当します。

自動で車線変更が可能になる?

新型エルグランドに搭載されるのもレベル2に相当するものであることは変わりないでしょうが、高速道路上で自動で車線変更が可能になるのではないかと予想されています。

これは、高速道路上でウインカーを出すと、後続車などを認識し、安全と確認されれば自動で車線変更を行ってくれる。というものです。

メルセデス・ベンツEクラスなどに採用されています。

タケシ
自動運転機能は、アルファードやヴェルファイアにはないものだね!

ハイブリッドも投入へ

新型エルグランドには、ハイブリッドも投入されるという情報が出ています。

エルグランドハイブリッドの登場は、フルモデルチェンジから少し遅れて、2018年以降になると予想されています。

現行エルグランドが苦戦している理由の一つとして、ハイブリッドがない。ということもあるはずです。

アルファード、ヴェルファイアと渡り合っていくためには、ハイブリッド投入は欠かせません。

2.0L+モーターのシステムを採用か

新型エルグランドに搭載されるハイブリッドシステムは、エクストレイルハイブリッドに搭載されている2.0L+モーターのハイブリッドシステムになるのではないかといわれています。

エルグランドのボディに2.0Lで大丈夫か?と思いますが、この2.0Lハイブリッドシステムは、

エンジン最高出力・・・147ps
エンジン最大トルク・・・21.1kgm

モーター最高出力・・・41ps
モーター最大トルク・・・16.3kgm

で、システム最高出力は147+41=188psを発揮します。

エルグランドの2.5Lガソリン車を上回るパワーと、大きく上回るトルクを発揮できるので、走行性能が不足であるということはないでしょう。

一部では、ノートに投入されたe-POWERが投入されるのではないか。と言われていますが、今のところe-POWERのシステムはリーフのモーターを利用した1種類しかなく、さすがにエルグランドにはパワー不足なので、通常のハイブリッドシステムが搭載されると予想されています。

ガソリンエンジンは2.5Lと3.5L

新型エルグランドに搭載されるエンジンは、直4、2.5LエンジンとV6、3.5Lエンジンで現行と変わらないでしょう。

詳しいスペックはまだ分かりませんが、現行のエンジンを改良したものになるでしょう。

現行エルグランドのガソリンエンジンのスペックを紹介します。

<2.5Lエンジン>
最高出力・・・170ps/5600rpm
最大トルク・・・25.0kgm/3900rpm

<3.5Lエンジン>
最高出力・・・280ps/6400rpm
最大トルク・・・35.1kgm/4400rpm

です。

改良されて、燃費などは向上するでしょう。

タケシ
パワートレインのラインナップもアルファード・ヴェルファイアに並ぶね!

ハイウェイスター、ライダーも

新型、E53型エルグランドにも、ハイウェイスターとライダーが設定されるでしょう。

エルグランド・ハイウェイスター

ハイウェイスターとは、日産のミニバンシリーズにラインナップされている上級グレードのグレード名で、インテリア、エクステリアが差別化されています。

現在、日産のラインナップでは、「デイズ」、「デイズルークス」、「セレナ」、「エルグランド」にハイウェイスターがラインナップされています。

デイズハイウェイスター
出典:日産

デイズルークスハイウェイスター
出典:日産

セレナハイウェイスター
出典:日産

現行エルグランドハイウェイスター
出典:日産

新型エルグランドにもハイウェイスターが、上級グレードとして設定されるでしょう。

エルグランドの場合は、むしろハイウェイスターの方が販売の中心になっていたりします。

エルグランド・ライダー

ライダーとは、「オーテックジャパン」が手がけるカスタムモデルです。

トヨタのモデリスタやホンダのモデューロのように、メーカー公式のカスタムモデルのようなもので、カタログやHP内でも紹介されています。。

新型エルグランドにもライダーが設定され、メッキパーツやエアロパーツを存分に配置して、存在感のあるデザインに仕上げられるでしょう。

現行エルグランドライダー
出典:オーテック

価格予想

現行エルグランドは、発売当初は圧倒的な高級感を武器に「格が、違う」というキャッチフレーズを使って、アルファードやヴェルファイアとはワンランク上の質感である。ということを積極的にアピールしていました。

ところが、価格がアルファードヴェルファイアよりも高くなってしまい、全高が下げられたことやハイブリッドがラインナップされていないことなどと合わせて、販売不振の原因になってしまいました。

新型エルグランドの価格は、アルファード・ヴェルファイアと同等の320万円~になると予想されています。

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エルグランドのライバル車

エルグランドのライバル車は、トヨタのアルファードとヴェルファイアです。

かつてはホンダのエリシオンもライバルでしたが、ホンダはエリシオンをオデッセイに統合。

オデッセイは、エルグランドよりも一つ下、トヨタのエスティマのライバルにあたるので、事実上Lサイズミニバンから撤退しました。

トヨタ・アルファード

トヨタ・アルファードは、トヨタのLサイズミニバンです。

現行アルファードは、2015年にフルモデルチェンジされたモデルで、フロントマスク全面を覆う派手なメッキが特徴的な車です。

出典:TOYOTA

パワートレインは、2.5Lガソリン車とV6、3.5Lガソリン車、直4、2.5Lガソリン+モーターのハイブリッド車というラインナップです。

先代アルファードまでは、リヤサスペンションに「トーションビーム」という軽自動車からコンパクトカーを中心に採用されている方式のものが採用されており、「トーションビームの高級車(笑)」なんて言われたりしていましたが、現行型では「ダブルウィッシュボーン」という、ワンランク上のものが採用され、乗り心地も向上しました。

新型アルファードは、価格も319万円~と、エルグランドよりも安く設定されており(エルグランドは定価の引き下げを余儀なくされ、今では同等になっていますが。)、それもアルファードが人気となる要因となっていました。

トヨタ・ヴェルファイア

トヨタ・ヴェルファイアは、アルファードの兄弟車で、初代アルファードが大人気となったことから、顔つきを変えてより幅広い客層をつかもう。ということで2代目アルファード発売と同時にラインナップされた車です。

パワートレインは、2.5Lガソリン車とV6、3.5Lガソリン車、直4、2.5Lガソリン+モーターのハイブリッド車と、アルファードと同じです。

価格やその他車としての作りもアルファードと同じで、違うのは見た目だけとなっています。

ヴェルファイアは、上下に分割されたヘッドライトが特徴的な車です。

出典:TOYOTA

ヴェルファイアは、ネッツ店で販売され、アルファードよりも若者向けという設定ですが、今ではアルファードを上回る販売台数を誇っています。

今、Lサイズミニバン市場ではアルファード・ヴェルファイアが圧倒的に強いです。

月間販売台数は、アルファードが約3,000台、ヴェルファイアが約5,000台と、合わせて約8,000台です。

それに対し、エルグランドの月間販売台数は約500台と、勝負になっていません。

エルグランドの歴史

初代E50型エルグランド

出典:カーセンサー

初代、E50型エルグランドは、1997年から2002年まで発売されていたモデルです。

発売当初は、「キャラバン・エルグランド」「ホーミー・エルグランド」という名前で販売されていました。

キャラバン、ホーミーという名前からわかるように、元々は貨物車であったキャラバンとホーミーを乗用車向けに仕立て上げた、Lサイズミニバンの先駆けのような車です。

当時の日本では、こういったミニバンタイプの車は貨物車だ。という認識が強く、一部の大家族や目立ちたい人が乗る車だ。という認識でしたが、この、エルグランドの登場から、一般の家庭に「ミニバン」が浸透していくことになりました。

2代目E51型エルグランド

出典:カーセンサー

2代目、E51型エルグランドは、2002年から2010年まで販売されていたモデルです。

この二段に分かれたヘッドライト、どこかで見覚えがあるような・・・。

言い方は悪いですが、トヨタのヴェルファイアは、この2代目エルグランドのフロントマスクを上手に真似した。と言われています。

初代で「ミニバン」というジャンルを確立できたので、2代目は更にそのイメージを向上させるため、後輪のサスペンションをマルチリンク式に刷新。

ベースとなるプラットフォームは初代と同じですが、乗り心地が向上しました。

また、初代は片側スライドドア車でしたが、両側スライドドアをこのクラスではいち早く採用しました。

この2代目エルグランドまでは、「ミニバンといえば日産」といえるほど人気が高かった車です。

3代目、E52型エルグランド

出典:日産

3代目、E52型エルグランドは、2010年から現在まで販売されているモデルです。

この3代目エルグランドが発売される頃には、Lサイズミニバンの覇権はトヨタアルファード・ヴェルファイアに完全に握られていました。

2代目エルグランドまでは、貨物車がベースで後輪駆動だったのですが、後輪駆動はその仕組み上室内空間がどうしても狭くなってしまいます。

それを解消するために、3代目エルグランドはFFベースにシステムを刷新。
センタートンネルなどはなくなり、一見室内空間は広くなったのですが、3代目エルグランドの最大の失敗と言われている、「全高の低下」により、体感的な室内空間は狭く感じることに。

一応、全高を低くすることで重心を下げ、アルファード・ヴェルファイアよりも走行性能を高める。というつもりだったのですが、ユーザーが求めているのは走行性能よりも室内の広さだった。ということです。

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