交通事故の過失割合とは。過失割合の判例や賠償金の計算方法など

事故を起こしてしまった時、自分と相手方で過失割合を決定し、その過失割合に応じて賠償金額が決まります。

過失割合とは、何なのでしょうか。

その言葉から、相手と自分、どちらがどれくらい悪いのか。ということなのかな?くらいは分かるかもしれませんが、ここでは、過失割合について詳しく説明します。

過失割合とは

過失割合とは、発生した交通事故に対する過失(責任)の割合のことです。

自分と相手の過失割合を5対5など、割合で示します。

自分が100%悪い事故の場合は、自分対相手=10対0となります。

自分が7割悪く、相手が3割悪い場合は、自分対相手=7対3となります。

過失割合は、通常は示談(当事者や自動車保険会社同士の話し合い)で決定されますが、折り合いがつかなかった場合は、裁判で決定されることもあります。

過失割合に応じた賠償責任が発生する

自分と相手の過失割合が決定したら、その過失割合に応じた賠償責任が発生します。

自分が支払わなければならない賠償金の計算方法

自分が相手に支払わなければならない賠償金は、相手の損害額(修理代、ケガの治療費、慰謝料、逸失利益etc…)×自分の過失割合となります。

例えば、自分対相手の過失割合が3対7の事故だった場合。

相手の車の修理費と治療費、慰謝料が合計100万円であれば、100万円×0.3=30万円を相手方に支払う必要があります。

残りの70万円は、相手方の自己負担です。

相手から受け取れる賠償金の計算方法

自分が相手から受け取ることのできる賠償金は、自分の損害額(修理費、怪我の治療費、慰謝料、逸失利益etc…)×相手の過失割合となります。

例えば、自分対相手の過失割合が3対7の事故だった場合。

自分の車の修理費と治療費、慰謝料が合計100万円であれば、100万円×0.7=70万円を相手から受け取ることができます。

残りの30万円は、自分の自己負担です。(自動車保険に入っていれば保険から支払われます。)

事故パターン別の過失割合

過失割合は、事故のパターンによって過去の判例があり、その判例が基準とされます。

代表的な事故パターン別の過失割合を紹介しましょう。

・信号のない交差点で、一時停止規制のある道路を走行している車(A)が、一時停止をせずに走行。交差する道路を走行している車(B)と衝突した。

過失割合・・・A対B=8対2

・信号のある交差点で、直進していた車(A)と右折しようとした車(B)が衝突。信号はどちらも青であった場合。

過失割合・・・A対B=2対8

・道路を直進していた車(A)と駐車場など道路外から道路に左折して進入しようとした車(B)が衝突した場合。

過失割合・・・A対B=8対2

・道路を左折しようとした車(A)と、後ろから直進してきたバイク(B)が衝突した場合。

過失割合・・・A対B=8対2

・駐車場から出ようとした車(A)と、駐車場内の通路を走行していた車(B)が衝突した場合

過失割合・・・A対B=7対3

ここで紹介した例は、あくまで一例です。

速度違反やライトの不点灯など、様々な条件によって過失割合が修正されることもあります。

自分が悪くなくても過失が発生する

上で紹介したように、これは相手が悪いんじゃないの?といった場合も自分の過失割合が0ではないことにお気づきかと思います。

日本では、双方が動いていればどちらにも注意義務が発生するということで、よほどのことがない限り過失割合が0対10ということにはならないのです。

と、いうことは、自分が悪くなくても賠償責任を負う可能性があるということです。怖いですね。

自分に過失が発生しない例

よほどのことがない限り過失割合が0対10にはならない。ということをお伝えしましたが、レアなケースである自分に過失が発生しない例を紹介します。

・相手に追突された時

・相手の信号無視

・相手のセンターラインオーバー

・自分が止まっている時の事故

あくまで、細かい状況の違いなどによって100%過失が発生しないとは言い切れませんが、これらの状況で事故が発生した場合、基本的に自分の過失割合は0になります。

自動車保険に入っていれば保険でカバーできる

さて、事故を起こしたら、過失割合に応じた賠償金を支払わなければならない。ということはお分かりいただけたかと思います。

場合によっては数千万円~数億円の賠償責任が発生することもあるのですが、これらの賠償金も、自動車保険に入っていれば、保険でカバーすることができます。

相手方のケガへの補償は、対人賠償保険で。
相手方の車の修理費の補償は、対物賠償保険で。
自分のケガの補償は、人身傷害保険や搭乗者傷害保険で。
自分の車の修理費の補償は、車両保険でカバーできます。

更には、話し合いでは解決できなかった場合の裁判費用まで、自動車保険に入っていれば自己負担する必要はなくなります。弁護士費用、結構高いです。

あなたも自動車保険に入って、賠償責任から身を守りましょう。

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