このページでは、D型レヴォーグのマイナーチェンジ情報を紹介します。
もくじ
スバル、レヴォーグ
レヴォーグは、2014年に発売された、日本専用のツーリングワゴンです。
レガシィが代を重ねるごとに大きくなり、現行型は全幅1,840mmにまで拡大。これでは日本国内のニーズを掴めない。ということで、インプレッサをベースに日本専用車として開発されました。
インプレッサベースとはいえ、サイズは先代レガシィよりも少し小さい程度です。
開発するにあたっては、走りの愉しさを徹底追求。ボディ剛性は、先代レガシィツーリングワゴンと比べて40%もアップするなど、徹底的に作り込まれました。
レヴォーグは、これまでに2回年次改良を受けて現在C型ですが、今度がマイナーチェンジとなる3回目の年次改良で、D型となります。
D型レヴォーグの発売日は、2017年8月7日です。
D型レヴォーグのデザイン
早速、D型レヴォーグのデザインを見てみよう。
D型レヴォーグのデザイン面の変更点は、
<エクステリア>
・ハイビーム、ロービーム一体のヘッドランプを採用
・ヘッドランプ内のデザインを一新
・フロントグリル外周のメッキを細くシャープなデザインに変更
・フロントバンパーの凹凸を協調し、アグレッシブなデザインを実現
・LEDフォグランプの採用
・18インチアルミホイールのデザインを一新
・新色、ストームグレーメタリックを追加
<インテリア>
・センターパネル周囲のメッキを細くシャープなデザインに変更
・シフトレバー周辺にシルバー加飾を追加
・電動パーキングブレーキスイッチ周辺にシルバー加飾を追加
・ドアグリップの形状を変更し、持ちやすさを実現
・5.9インチのマルチファンクションでィッスプレイを採用
・センターパネルのデザイン変更により、8インチカーナビの搭載を実現
・ファブリック仕様車にもシートヒーターを採用
新型アイサイト搭載
D型レガシィには、新型アイサイトが搭載されます。
出典:スバルHP
現行レヴォーグには、「アイサイトver3」ですが、D型レヴォーグには、「アイサイトツーリングアシスト」が搭載されます。
「アイサイトver4」にならないのは、「4」という数字が「死」を連想するからだ。といわれています。
アイサイトツーリングアシストの新機能は、
・クルーズコントロールの設定上限速度が135km/hに
・アクティブレーンキープの設定上限速度が135km/hに
・アクティブレーンキープの動作下限速度が0km/hに
これにより、0km/h~135km/hの幅広い速度域で、単一車線上なら自動運転に近いようなアシストを受けることができるようになります。
アイサイトツーリングアシストの機能をまとめると、
・プリクラッシュブレーキ
歩行者や自転車も認識する自動ブレーキ。対象物との速度差が50km/h以内なら衝突回避することができます。
また、回避操作を支援する機能も搭載されています。
・全車速追従機能付クルーズコントロール
0km/h~135km/hで、先行車に追従走行することができるクルーズコントロール機能。停止保持機能も搭載されているので、渋滞時も安心です。
・アクティブレーンキープ
車線を認識し、車線中央を維持するように積極的にステアリング操作を支援します。動作速度は0km/h~135km/hに拡大。
・誤発進、誤後進抑制制御
前後の障害物を認識し、アクセルペダルが必要以上に踏み込まれたと認識された時、エンジン制御を抑制し、事故を防ぎます。
・ふらつき警報
自車のふらつきを検知した時、警報音と警告表示で注意を喚起します。
・先行車発進お知らせ機能
先行車が発進し、3m以上離れても自車が発信しない場合、音と光でお知らせします。
・車線逸脱警報
車線を逸脱しそうになると、警報音と警告表示で注意を喚起します。
便利な機能
・4:2:4分割可倒式リヤシートを採用
後部座席が、4(右側シート):2(アームレスト部分):4(左側シート)と3分割できるため、多彩なシートアレンジが実現されます。
・フロントビューモニターの採用
車両の前方を広角で映し出すフロントビューカメラがフロント部分についており、狭い交差点を走行する時などの死角の減少に寄与します。
・スマートリヤビューミラー
リヤゲートに搭載したカメラの映像を、バックミラー内に内蔵されたモニタに映し出し、後部座席の乗員や荷物の影響を受けないクリアなリヤビューを実現します。
アクセサリーパーツ
・フロントグリル
・フロントバンパースカート
・リヤアンダーディフューザー
・ルーフスポイラー
・ウエストスポイラー
・18インチアルミホイール
・インテリアパネル
・コンソールオーナメント
・センターコンソールリッド
・LEDアクセサリーライナー
・パナソニックスピーカーセット
D型レヴォーグの価格
D型レヴォーグの価格を紹介します。
1.6GT EyeSight・・・2,620,000円(現行比+5万円)
1.6GT EyeSight S-style・・・2,710,000円(現行比+2万円)
1.6GT-S EyeSight・・・2,850,000円(現行比+2万円)
1.6GT-S EyeSight・・・3,300,000円(現行比+7万円)
1.6STI Sport EyeSight・・・3,564,000円
2.0GT-S EyeSight・・・3,350,000円(現行比+5万円)
2.0STI Sport EyeSight・・・3,750,000円(現行比+10万円)
STI Sportsの専用装備
STISportsは、見た目以外にも色々と強化されているぞ。
・専用フロントバンパー
・専用フロントグリル
・専用18インチアルミホイール
・専用チューニングビルシュタイン製フロントストラット
・専用チューニングビルシュタイン製リヤダンパー&コイルスプリング
・フロント17インチ3ポッドベンチレーテッドディスクブレーキ
・リヤ17インチベンチレーテッドディスクブレーキ
・専用本革シート
・専用シフトレバー
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レヴォーグのライバル車
レヴォーグのライバル車は、トヨタ・アベンシスやマツダ・アテンザが挙げられます。
これらライバル車とレヴォーグを比較してみましょう。
トヨタ・アベンシス
出典:トヨタHP
アベンシスは、イギリスで生産されているトヨタのステーションワゴンです。
サイズは、全長4,820mm×全幅1,810mm×全高1,500mmと、国産車としては一番レヴォーグにサイズが近い車です。
ただし、搭載されているエンジンは、2.0Lの自然吸気エンジンのみ。
予防安全性能も、トヨタセーフティセンスCなので、レヴォーグに比べると随分劣っています。
アベンシス自体、特別走りを追求した車でもないですし、欧州向けで日本市場に特化した車でもないので、月間販売台数は、レヴォーグの2,000台に対して、アベンシスは100台にも満たない月も多くなっています。
サイズ的には近いので比較してみましたが、実際のところアベンシスと比較する人は多くありません。
マツダ・アテンザ
出典:マツダHP
アテンザは、マツダのDセグメントステーションワゴンです。
レヴォーグはCセグメントに入るので、レヴォーグよりは二回り大きなサイズです。
アテンザのサイズは、全長4,805mm×全幅1,840mm×全高1,480mmと、スバルがサイズが大きすぎるからと投入しなかった、新型レガシィに近いサイズです。
アテンザは、随分大きなサイズですが、走りを重視したセッティングや優れた予防安全性能など、車の設計思想がレヴォーグに似ています。
実際のところは、アベンシスよりもアテンザの方が比較されることが多いでしょう。
レヴォーグの歴史
レヴォーグは、2014年に発売されて、まだ一度もフルモデルチェンジされていないので、改良の歴史などど振り返ってみましょう。
2014年6月、レヴォーグ発売
レガシィツーリングワゴンの後継車として、日本市場に適した日本専用車として発売されました。
サイズは小さく、走行性能や安全性能はアップした新型レヴォーグは、発売当初から大人気となりました。
2015年4月、一部改良(B型)
アドバンスドセイフティパッケージを採用。アドバンスドセイフティパッケージには、ブラインドスポットモニター、車線変更支援機能、後退支援機能が搭載されています。
アイサイトに加え、安全性能がより高められました。
2016年4月、一部改良(C型)
全面衝突時にシートベルトを瞬時に巻取り、乗員を拘束するシートベルトプリテンショナーをリヤシートにも採用。
側面衝突時の安全性を高めるため、フロントドアにアッパービームを追加するなど、安全性能が更に高められました。
2016年6月、STIスポーツ追加
専用サスペンションや専用アルミホイール、専用エアロパーツに専用インテリアなど、走りと質感を高めたSTIスポーツが追加設定されました。