自動車保険、型式別料率クラスとは?軽自動車にはありません!

自動車保険には、「型式別料率クラス」という分類があり、保険料を決定する一つの要素になっています。

ここでは、型式別料率クラスの説明と、主な車種の型式名料率クラスを紹介します。

型式とは

その前に、型式別料率クラスの「型式」について説明します。

「型式」とは、同じ車種でもグレードや搭載されたエンジンの違いによって更に細分化された分類名のことです。

例えば、同じトヨタ「ヴィッツ」でも、
1.5Lエンジン搭載車(前輪駆動)・・・型式名DBA-NCP131
1.3Lエンジン搭載車(前輪駆動)・・・型式名DBA-NSP130
1.3Lエンジン搭載車(4WD)・・・型式名DBA-NSP135
1.0Lエンジン搭載車(前輪駆動)・・・型式名DBA-KSP130

などと、細かく別れています。

型式は、車検証に記載されています。

型式別料率クラスとは

さて、本題の型式別料率クラスの説明に入りましょう。

保険会社は車の型式別に「対人賠償保険」「対物賠償保険」「傷害保険」「車両保険」それぞれのリスクの高さをクラス分けしています。

クラスは1~9まであり、数字が高いほどリスクが高く、保険料が高くなります。
クラス1を1.0倍として、クラス9では4.0倍の保険料となります。

料率クラス 保険料
1 1.0倍
2 1.2倍
3 1.4倍
4 1.6倍
5 1.9倍
6 2.4倍
7 3.0倍
8 3.6倍
9 4.0倍

・対人賠償保険の料率
人に対して傷害を与えるような事故が多い型式ほど、クラスが高くなります。

・対物賠償保険の料率
物に対して傷害を与えるような事故が多い型式ほど、クラスが高くなります。

・傷害保険の料率
ここでいう傷害保険とは、搭乗者傷害保険と人身傷害保険です。
搭乗者傷害保険や人身傷害保険が適用されるような事故が多い型式ほど(乗員がケガをするような事故が多い車ほど)クラスが高くなります。

・車両保険の料率
車両保険を使うような事故や、盗難が多い型式ほど、クラスが高くなります。

型式別料率クラスとは、事故の少ない車は保険会社としても引き受けるリスクが小さいため保険料を安く。事故の多い車は引き受けるリスクが大きいため、保険料を高くする仕組みです。

この、型式別料率クラスは、損害保険料率算出機構という団体が算出し、全ての保険会社が共通の基準を採用しています。

ちなみに、発売から間もない車種は事故のデータが少ないため、価格や車格から暫定的な料率クラスが決定されます。

代表的車種の型式別料率クラス

型式別料率クラスは、数多くある車種の中でも更に細分化された型式ごとに設定されているため、型式別料率クラスを全て掲載することは困難です。

ここでは、代表的車種の型式別料率クラスを紹介します。

車名 型式 型式別料率クラス
車両 対人 対物 傷害
アクア NHP10 4 5 5 4
プリウス ZVW50 5 4 4 4
ZVW51 5 4 4 4
ZVW55 5 4 4 4
フィット GK3 3 4 4 4
GK4 3 4 4 4
GK5 4 4 3 4
GK6 4 4 4 4
GP5 4 4 4 4
GP6 4 4 4 4
カローラアクシオ NRE160 4 4 5 4
NRE161 3 4 4 4
NZE161 4 4 5 4
NZE164 4 6 5 4
NKE165 4 4 6 4
カローラフィールダー NRE161G 3 4 4 4
NZE161G 3 4 5 4
NZE164G 3 3 4 3
NKE165G 3 5 5 4
ZRE162G 3 4 5 4
ノート E12 3 4 4 4
NE12 4 4 5 4
ノートNISMO E12改 3 4 4 4
ヴォクシー ZWR80G 4 4 4 4
ZWR80W 4 4 4 4
ZRR80G 4 4 3 4
ZRR85G 4 4 3 4
ZRR80W 3 3 3 4
ZRR85W 3 4 3 4
シエンタ NSP170G 4 4 4 4
NCP175G 4 4 4 4
NCP135 4 3 5 4
NHP170G 5 4 4 4
ヴィッツ KSP130 3 4 5 4
NSP130 3 5 5 4
NSP135 4 3 5 4
NCP131 4 3 5 4
ヴェゼル RU1 3 4 4 4
RU2 3 4 3 4
RU3 5 4 4 4
RU4 5 5 5 4
デミオ DJ3FS 3 4 4 4
DJ3AS 4 4 4 4
DJ5FS 4 4 4 4
DJ5AS 4 4 4 4
DJLFS 3 4 4 4

ここにない車種の型式別料率クラスを知りたい方は、保険会社か保険代理店にお尋ねください。

軽自動車にはクラス分けはない

さて、ここまで型式別料率クラスについて説明してきましたが、軽自動車には今のところ型式別料率クラスの仕組みは採用されていません。

これは、かつての軽自動車はスピードを出さない街乗りが中心で型式(車種)ごとの事故率の差が小さかったことが関係しているようです。

2018年に軽自動車にも型式別料率クラス採用

2018年を目処に軽自動車にも型式別料率クラスを採用する方向で話が進んでいます。

昨今の軽自動車のシェア拡大や性能の向上により、軽自動車の事故率にも型式(車種)ごとの事故率にある程度差が出てきて、そのデータも蓄積してきたことから採用されるようです。

軽自動車に型式別料率クラスが採用されれば、保険料が安い車と高い車で最大2倍程度の差がつけられます。

(普通車は安い車と高い車で4倍の差がつけられているので、それよりは小さいですね。)

恐らく、アルトやミライースなどの大人しく走る車は保険料が安く、コペンやS660などの軽スポーツカーの保険料は高くなるでしょう。

安い保険を見つけよう

型式別料率クラスをはじめとして、任意保険の保険料の決まり方はとても複雑で、自力で保険料が安い保険会社を見つけるのはとても難しいことです。

ここで、簡単に保険料が安い保険会社を探すことができる便利な一括見積もりサイトを紹介します。

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同じ補償内容であれば保険料は安いにこしたことはないので、少しでも安い保険会社を探してみてください。

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