このページでは、スイフト、ストロングハイブリッドの最新情報を紹介します。
もくじ
スイフト
スイフトは、2000年から販売されている、スズキのコンパクトカーです。
現行スイフトは2017年にフルモデルチェンジされたばかりで、現在は1.2L自然吸気エンジン、1.2Lのマイルドハイブリッド、1.0Lのターボエンジンがラインナップされます。
ここに、新しいラインナップとして、1.2Lのストロングハイブリッドが追加されます。
スイフト、ストロングハイブリッドの発売日は、2017年7月12日です。
スイフトスポーツ 新型 発売日は2017年12月。画像、スペック、価格をチェック!
デザインは変わらず
今回、新たにストロングハイブリッドが追加されますが、デザインはほとんど変わらないでしょう。
出典:スズキHP
出典:スズキHP
細かいことを言うと、
・ストロングハイブリッド用のブラックエンブレムに変更
・ヘッドライトカバーなどがうっすらブルーになる
・メーターの色調の変更
くらいの変更となります。
ハイブリッドシステム
スイフトストロングハイブリッドに搭載されるハイブリッドシステムは、ソリオのストロングハイブリッドに搭載されているシステムと同じです。
ソリオストロングハイブリッドに搭載されているシステムは、1.2Lエンジンにモーターを組み合わせたシステムです。
そのスペックは、
<エンジン>
最高出力・・・91ps/6000rpm
最大トルク・・・12.0kgm/1000-3185rpm
<モーター>
最高出力・・・13.6ps/3185-8000rpm
最大トルク・・・3.1kgm/1000-3185rpm
です。
マイルドハイブリッドとの違い
スズキのマイルドハイブリッドと、(ストロング)ハイブリッドの違いを紹介します。
加速
<マイルドハイブリッド>
・発進加速時には、エンジン出力を抑制し、モーターでその分をアシスト、ガソリン車と同等の加速を実現。
<ストロングハイブリッド>
・発進加速時は、エンジン出力に加えてモーターがアシスト。ガソリン車よりも力強い加速を実現。
トランスミッション
<マイルドハイブリッド>
ガソリン車と同じ、CVTを採用し、スムーズな走りを実現。
<ストロングハイブリッド>
AGS(オートギヤシフト)を採用し、ダイレクト感のあるキビキビとした走りを実現。
荷室空間
<マイルドハイブリッド>
荷室床下にサブトランクを確保
<ストロングハイブリッド>
バッテリーが搭載されるため、サブトランクはなし。
室内空間はガソリン車と同等を確保。
こんな違いがあります。
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燃費はどこまで向上?
スイフト、ストロングハイブリッドの燃費は、31km/L程度になります。
マイルドハイブリッドよりも15%程度、非ハイブリッドよりも30%程度向上するでしょう。
軽量ボディ
新型スイフトは、新開発のプラットフォーム、ハーテクトの採用により、ストロングハイブリッドでも重量は1,000kg未満に収まります。
新プラットフォーム、ハーテクト
出典:スズキHP
構造や部品の配置を全面刷新することで、アンダーボディーを理想的な骨格構造とし、基本性能の向上と軽量化を両立。屈曲した骨格を最短距離で滑らかにつなぐことで、合理的かつシンプルな形状としました。またサスペンション部品も骨格の一部として利用。さらに、骨格同士が結合する強い部分を部品の固定に利用することで補強部品を削減しました。これらにより、ボディー剛性を向上させながら軽量化を実現。部品の配置を最適化したことにより、広い室内空間や荷室スペースも確保しています。出典:スズキHP
優れた安全性能
スイフトには、単眼カメラとレーザーレーダーを利用した、優れた予防安全機能が搭載されています。
・自動ブレーキ
5km/h~100km/h(対歩行者には5km/h~60km/h)で走行中に作動する自動ブレーキが搭載されています。
・誤発進抑制機能
前方約4m以内に障害物がある時、誤ってアクセルを強く踏むと、エンジンの出力を最長5秒間抑制する機能が搭載されています。
・車線逸脱警報機能
60~100km/hで走行中に、車線をはみ出すと判断した場合、警報を発する機能が搭載されています。
・ふらつき警報機能
60~100km/hで走行中にふらつきを検知した場合、警報を発する機能が搭載されています。
・先行車発進お知らせ機能
先行車が発進して5m以上離れても自車が停止し続けた時に、ブザー音とメーター内の表示によって、ドライバーに先行車の発進を知らせる機能が搭載されています。
・ハイビームアシスト機能
30km/h以上で走行中、対向車や先行車を検知して、ハイビームとロービームを自動で切り替える機能が搭載されています。
価格は20万円ほどアップ
スイフト、ストロングハイブリッドの価格は、マイルドハイブリッド搭載グレードに追加される形で、20万円ほどアップします。
スイフト、ストロングハイブリッドの価格は、180万円台~の価格設定となるでしょう。
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スイフトストロングハイブリッドのライバル車
スイフト、ストロングハイブリッドのライバル車は、同じくストロングハイブリッドシステムを搭載する、トヨタ・アクア、トヨタ・ヴィッツ、ホンダ・フィットハイブリッドです。
これらライバル車と、スイフト、ストロングハイブリッドを比較してみましょう。
トヨタ、アクア
アクアは、コンパクトハイブリッドカーの先駆者です。
アクアには、2代目プリウスのハイブリッドシステムを改良したものが搭載されています。
そのスペックは、
<エンジン>
最高出力・・・74ps/4800rpm
最大トルク・・・11.3kgm/3600-4400rpm
<モーター>
最高出力・・・61ps
最大トルク・・・17.2kgm
と、スイフトストロングハイブリッドよりも、モーター重視のシステムであり、スイフトストロングハイブリッドよりも強くアクセルを踏み込んでも、モーターのみで走行することができます。
アクアは2017年6月にマイナーチェンジされ、38km/LとクラスNo1の燃費に返り咲きました。さすがトヨタですね。
トヨタ、ヴィッツ
ヴィッツは、トヨタの定番コンパクトカーです。
2017年1月に、ハイブリッドが追加されました。
搭載されているハイブリッドシステムは、アクアと全く同じですが、ボディがアクアのように空気抵抗低減に特化していないので、燃費はアクアよりも低く、34.4km/Lにとどまります。
その代わり、アクアよりも室内空間は確保されており、スイフトよりも広いのではないでしょうか。
ホンダ、フィットハイブリッド
フィットハイブリッドは、ホンダ肝いりのコンパクトハイブリッドです。
現行フィットハイブリッドは、パワフルなストロングハイブリッドにデュアルクラッチトランスミッション(DCD)を搭載し、ダイレクトで力強い走りを実現しています。
パワートレインのスペックは、
<エンジン>
最高出力・・・110ps/6000rpm
最大トルク・・・13.7kgm/5000rpm
<モーター>
最高出力・・・29.5kgm
最大トルク・・・16.3kgm
と、アクアよりもモーターのパワーは控えめですが、実際はとてもパワフルに感じることができます。
スイフト、ストロングハイブリッドには、AGSが採用されます。
AGSとDCDは似たような走行フィールとなるので、ここも比較したいポイントですね。
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スイフトの歴史
スイフトは、2000年から販売されているスズキのコンパクトカーです。
元々は軽自動車がベースの車でしたが、途中で走りを重視した車に大きく生まれ変わるなど、面白い歴史を持っている車なので、スイフトの歴史を簡単に振り返ってみましょう。
初代スイフト(2000年~2006年)
出典:カーセンサー
初代スイフトは、スズキの軽自動車、ワゴンRを拡大したプラットフォームに、Keiのドアなどのパーツを採用した、軽自動車を寄せ集めて大きくしたような車でした。
今でこそ、走りを高く評価されているスイフトですが、初代スイフトの走りのレベルは低く、どちらかというと価格重視(79万円~)の車でした。
2代目スイフト(2004年~2010年)
出典:カーセンサー
2代目スイフトは、初代から大きく方向転換され、スズキの世界戦略車として開発されました。
初代よりも剛性が大きく高められた登録車専用の新プラットフォームに、新開発のサスペンションが組み合わあれ、特に欧州で高い評価を得る、しっかりした走りを実現するコンパクトカーに仕上がりました。
また、国産コンパクトカーとしてははじめて、イモビライザーが全車標準装備となったのも特徴的です。
3代目スイフト(2010年~2016年)
出典:カーセンサー
3代目スイフトは、2代目スイフトのヒットを受けて、キープコンセプトで開発されました。
デザインはキープコンセプトですが、プラットフォームは更に剛性が高められ、かつ軽量化。
直進安定性や旋回性、2代目スイフトで狭いとの評判が多かったので、居住性も改善されました。
ステアリングには、可変ギヤレシオステアリングを採用し、キビキビとしたステアリングフィールも実現しました。
3代目スイフトも世界的にヒットし、2016年には、世界累計販売台数500万台を達成しました。