このページでは、新型X3のデザインやパワートレイン、装備、価格の情報を紹介します。
もくじ
BMW、X3
BMW、X3とは、「小型高級クロスオーバーSUV」と呼ばれる車で、比較的コンパクトなボディ(日本基準では十分大きいですが)に、アウトドア等で十分に使える走破性(ランクルなどのような本格的なものではない)を持ち合わせた車です。
「X3」という名前からも分かるように、3シリーズと共通のパーツが多く使用されています。
最近は、実用性だけでなく、SUVのスタイルが人気で、各社、新型SUVを続々と投入しています。
新型X3の日本発売は、2018年2月頃です。
デザイン
フルモデルチェンジに先立って、新型X3のデザインが公開されました。
パワートレイン
xDrive20i
2.0Lターボエンジン
最高出力・・・185ps
xDrive30i
2.0Lターボエンジン
最高出力・・・248ps
0-100km/h加速・・・6.1秒
xDrive20d
2.0Lディーゼルターボエンジン
最高出力・・・190ps
0-100km/h加速・・・8.0秒
xDrive30d
2.0Lディーゼルターボエンジン
最高出力・・・265ps
0-100km/h加速・・・5.8秒
M40i
3.0Lターボエンジン
最高出力・・・360ps
0-100km/h加速・・・4.6秒
プラグインハイブリッド
2.0Lターボエンジン+モーター
先進安全装備
ドライビング・アシスト・プラス
・アクティブクルーズコントロール
渋滞時など、低速時に、ハンドル操作をしなくても自動で前車との車間を維持し、車線の中央を維持する機能です。
・アクティブサイドコリジョンプロテクション
左右を走行している車が車線変更する際、側面衝突の恐れがあると判断した場合、車線内でステアリングを操作し、回避します。
・レーンディパーチャーウォーニング
車線を逸脱しそうになった時、ステアリングホイールを振動させてドライバーに伝えます。
・レーンチェンジウォーニング
後方から接近してくる車両を検知し、ミラー内のインジケーターで警告します。
・クロストラフィックウォーニング
車両の前後から接近してくる車両や歩行者を検知し、ドライバーに警告します。
・前車接近警告機能
先行車に接近すると、警告灯で注意を促します。更に接近した場合、予めブレーキ圧を高め、最大の制動力を発揮できるようにします。
・衝突回避、被害軽減ブレーキ
衝突が不可避と判断された場合、システムが自動でブレーキをかけます。
アクティブプロテクション
万一の衝突時に、シートベルトを瞬時に引き締め、ウインドウやサンルーフを自動的に閉鎖。事故発生後はシステムを自動的に停止させる機能です。
エバージョンエイド
走行中に障害物を避ける必要が生じた場合、時速160km/h以下であれば、自動でステアリングを操作して回避します。
先進快適装備
大型ヘッドアップディスプレイ
現行X3よりも75%も拡大した大型カラーヘッドアップディスプレイが搭載されます。
視線を移動させずに、多くの情報を確認することができます。
パーキングアシストプラス
狭い駐車スペースに駐車する時、ドライバーは車から降りて、スマートフォンを操作するだけで、自動で駐車することができます。
出庫もスマートフォンから行うことができます。
BMWコネクテッド
スマートフォンと車の連携が更に強化。
スマートフォンで、目的地などを入力し、車に転送すると、経路案内が始まります。
価格
新型X3の価格は、650万円にも迫る価格帯になるでしょう。
車を高く売る、安く買う
新型カムリは、先代よりも随分高くなってしまうようです。
カムリに限らず、車を高く売る、安く買う方法を紹介します。
ライバル車と比較
新型X3を、ライバル車、GLCクラス、アウディQ5、レクサスNXと比較してみましょう。
GLCクラス
出典:価格.com
GLCクラスは、CクラスをベースとしたSUVです。
先代までGLKクラスと名乗っていましたが、現行からGLCクラスに改められました。
大きく質感が引き上げられたCクラスをベースとしているだけあって、GLCクラスも質感の評価は高く、X3を確実に上回っていると言えるでしょう。
GLCクラスには、2.0Lガソリンエンジン、2.2Lディーゼルエンジン、3.0Lガソリンエンジンに、プラグインハイブリッドがラインナップされています。
価格は、597万円~873万円です。
Q5
Q5は、ポルシェ、マカンともシャシーを共有する、アウディのSUVです。
現行型は2008年に発売されたモデルで、決して新しくはありませんが、自動ブレーキなど、最低限の機能は搭載されています。
価格は、627万円~799万円です。
アウディQ5は、2017年中二フルモデルチェンジが予定されています。
最近のアウディは進化著しいので、新型Q5もどのように進化するのか、当サイトでも追っていきます。
レクサスNX
レクサスNXは、X3、GLC、Q5よりは少し小さいですが、RXがX5やGLEなどのライバルなので、NXはX3のライバルということで良いでしょう。
レクサスNXは、今年の秋にマイナーチェンジされ、質感の向上と共に、レクサスセーフティシステムプラスが採用されます。
レクサスNXは、ボディの剛性やパワフルさ。という点ではライバルに譲りますが、価格に対する質感の高さや、燃費の良さではライバルを上回っています。
日本国内では、国産高級車ということで、非常に高い人気となっています。
BMW、X3の歴史
初代X3
出典:favcars
初代X3は、X5の成功を受けて、もう一つコンパクトなジャンルにも展開しよう。ということで開発されたSUVです。
BMWは、SAV(スポーツアクティビティービークル)と名乗っています。
日本で販売されたのは、2.5Lガソリン車と、3.0Lガソリン車のみです。
初代X3は、ヘッドライトのデザインが○○○みたいと言われ、ハリアーやレクサスRXの人気を上回る程にはなりませんでした。
2代目X3
2代目X3は、2010年にフルモデルチェンジされました。
前後の重量配分は、50:50を実現しています。
当初は、28i、35iのガソリンモデルのみでしたが、2012年にエントリーグレードとして、20iが追加されました。
2012年には、待望のクリーンディーゼルモデル、20dが投入されました。
2014年のマイナーチェンジでは、最近のBMWのデザインを踏襲して、ヘッドライトがグリルに繋がった力強いデザインに変更されました。